当店では、Linhof(リンホフ)製の大判カメラをはじめ、各種レンズ、アクセサリー類の買取を行っております。精密機器としての完成度の高さと、プロフェッショナル仕様の堅牢な構造から、リンホフは今なお大判撮影を行う写真家やコレクターにとって特別な存在となっています。

代表的な「Technika(テヒニカ)」シリーズは、スプリング式蛇腹カメラとして1930年代から展開され、特に「Master Technika 2000」「Technika V」「Technika 70」などは、高精度な機構と携帯性を両立した名機として世界的に評価されています。蛇腹やボディの状態、レンズシャッターの動作などを確認し、丁寧な査定を行っております。

また、モノレールタイプの「Kardan」シリーズ、ハンドホールド撮影が可能な「Technar」、最新の技術が盛り込まれた「Technika 3000」なども買取対象です。レンズボード、ビューカメラ専用レンズ(シュナイダー、ローデンシュトックなど)、フィルムホルダー、グラウンドガラス、蛇腹、ファインダー、三脚アダプターなどの純正・専用アクセサリーもお取り扱いしております。

古いモデルや動作確認の難しい機種でも、希少性や修理可能性を踏まえて、適正価格で買取しております。特にリンホフ製品は中古市場でも流通数が限られているため、コンディションの良い個体には高額査定がつくケースも少なくありません。

ご自宅やスタジオに眠っているLinhof製品がございましたら、ぜひ一度当店にご相談ください。専門スタッフが一点ずつ誠実に査定いたします。

C

Linhof TECHNICA 150mmカムセット

参考買取価格: 100,000 円
J

Linhof TECHNIKAR 95mm F3.5

参考買取価格: 30,000 円

Linhof(リンホフ)は、1887年にドイツ・ミュンヘンで創業されたカメラメーカーであり、世界最古のカメラメーカーの一つとして知られています。創業者ヴァレンティン・リンホフが設立したこのブランドは、125年以上にわたって一貫して“精密機械としてのカメラ”を追求してきました。

中でも最もよく知られているのが、1934年に登場したスプリング式蛇腹カメラ「Technika(テヒニカ)」シリーズです。このモデルは携帯性と拡張性を兼ね備え、大判写真をフィールドでもスタジオでも高精度に撮影できる画期的な存在として、多くのプロフェッショナルに愛用されてきました。以降、進化を重ねた「Super Technika」「Master Technika」などは、堅牢な金属ボディと独自の可動構造を融合させた機構美の結晶です。

また、モノレールタイプの「Kardan」シリーズや、ハンディタイプの「Technar」など、用途に応じて設計思想を変えつつも、常に“信頼性と精度”を最優先に設計されているのがLinhofの大きな特徴です。その姿勢は、いわばカメラを工芸品と呼べる次元へと引き上げています。

リンホフのカメラは、現在でもすべてドイツ・ミュンヘンの自社工場で製造されており、小ロット・手作業による丁寧な組み立てを守り続けています。そのため一台一台が非常に高い品質を保っており、メンテナンス性にも優れていることから、長く現場で使い続けられるカメラとして支持を集めています。

「一生使えるカメラを持つ」。それを体現できる数少ないブランドこそがLinhofです。フィルムからデジタルへの移行が進んでも、精密光学機器としての価値を保ち続けるこのブランドは、時代を超えて写真の本質に迫る道具であり続けています。

出張買取情報

2025年2月20日

富山県立山町 4月 買取|中古カメラ買取

2025年2月20日

長野県長野市 3月 買取|中古カメラ買取

2025年2月20日

新潟県糸魚川市 3月 買取|中古カメラ買取