当店では、KONICA MINOLTA(コニカミノルタ)製のカメラ、交換レンズ、関連アクセサリーの買取を行っております。すでにカメラ事業からは撤退しているものの、ミノルタ時代のフィルムカメラや、コニカブランドのコンパクト機、デジタル初期のαシリーズなどは今なお根強い人気を誇り、コレクターやファンから高い評価を受けています。
フィルムカメラでは、ミノルタの代表作である一眼レフ「X-700」「X-500」や、より高性能な「α-9」「α-7」など、SRマウント・Aマウント両方の機種に対応。また、露出計一体型一眼レフの先駆けとして知られる「SR-T101」や、「Hi-Matic」「CLE」などのレンジファインダー機も買取対象です。
交換レンズでは、ミノルタ純正のMD/MCマウントレンズ、AマウントのAFレンズ群に加え、コニカのHEXANONレンズも人気があり、特に明るい単焦点やズームレンズの一部にはプレミア価格がつく場合もあります。
さらに、グリップ、モータードライブ、ファインダー、フード、純正キャップ類などのアクセサリー類も買取可能です。経年劣化や動作不良が見られる場合でも、希少性や部品取り需要を考慮し査定いたします。
現在ではソニーのαシリーズに受け継がれたミノルタAマウントシステムですが、オリジナルのボディやレンズには“アナログならではの魅力”があり、再評価が進んでいます。ご自宅に眠っている機材がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
KONICA MINOLTA(コニカミノルタ)は、2003年に老舗カメラメーカーであるコニカとミノルタが経営統合して誕生した企業であり、日本のカメラ史において数々の革新をもたらしたブランドです。現在は精密機器や医療、オフィス機器分野に軸足を移していますが、かつては写真・カメラの分野で強い存在感を放っていました。
ミノルタは1928年に創業し、世界で初めてTTL露出計を内蔵した「SR-T101」や、世界初のAF一眼レフカメラ「α-7000」を開発するなど、技術革新の先駆者として知られています。αシステムはその後、現代のソニーαシリーズに受け継がれるなど、現在のミラーレス市場にも大きな影響を残しています。
一方コニカは、世界初の量産カラーフィルム「さくら天然色フィルム」を発売し、独自の描写性とレンズ性能で定評のあったブランドです。とくに「HEXAR」「C35」「Big Mini」などのコンパクトカメラはスタイリッシュなデザインと優れた写りで人気を集め、現在でも中古市場で高い注目を集めています。
2003年の統合後には、「α-7 DIGITAL」をはじめとするデジタル一眼レフを展開し、フィルムからデジタルへの橋渡しを行いました。が、2006年にはカメラ事業からの撤退を発表。その技術と資産はソニーへ継承され、今日のαミラーレスシステムの礎となっています。
KONICA MINOLTAの歩みは、まさに“カメラの進化そのもの”。フィルム時代の名機たちは、現在でも写真愛好家たちの手によって使い続けられています。かつての先進技術が詰まった1台1台は、今も撮影という営みのなかで静かに輝き続けています。